では、どうすれば、気合いを入れつつ脱力できるのか? それは・・・
こんにちは、ビーツ・アップ ケン・前田です♪
演奏がうまくいかない原因の一つに「リキみ」っていうのがあります。
無理もないです。
人間が作業する時、かならず「反作用」があって、力が手足にかかってきます。すると、リキんじゃいます。
また、演奏など「正確性」が要求されると、脳は「硬くなって正確にしようとする」指令をだします。針の穴に糸を通す時もそう。これもリキみの一種です。
なので、何も考えずに演奏したり練習したりすると、必ず「リキみ」ます。これはその人に素質がないのではなく、人間とはそういうものなのです。
では、どうすればリキまないのか?
もうこれは、「積極的に力を抜いていく」しかないのです。
そうすればいいし、逆にそうしなければあっという間にリキんでしまうでしょう。
また、演奏のとき以外でも脱力を心がけていると、徐々に身体がその感覚、覚えてきます。
これも立派な「感性」!
大切にしたいものですね~
ただ、注意しなければならないのは「気合まで脱力する」こと。
大抵、お風呂上がりとか、ご飯食べた後って、からだもフニャッとしてますが、精神も同様です。
じつはこの状態、「芸事」などのパフォーマンスは無理。脱力初心者は、よくテンポがフラフラになったりするのもこれが原因。
つまりからだは脱力し、精神は目まぐるしく活性化していなければならんのです。
では、どうすれば、気合いを入れつつ脱力できるのか?
以下、簡単ですが見ていきましょう!
リラックスと気合を両立する提案、厳選5点。
それは、
- 手首や足首をぶらぶらほぐしてから演奏
- 自分の手足が「伸びていく」とイメージする
- 自分のからだは風船みたいなものと思う
- 全身を満遍なく使う
- 心の中は歌う
歌心を持って、全身を満遍なく使うことで、体が脱力も気合もわかってきます♪
ちょっとしたことなんですが、とても重要。
なぜならば、習慣化こそが上達の唯一の道だからです。
最後まで読んでくれたあなたなら大丈夫。ぜひチャレンジしてみてください♪
みなさんの音楽生活が、より豊かになりますよう!
ビーツ・アップ 前田 憲