・・その原因の1つが、やはり「リキみ」だったのです・・・・・
ようこそ! ビーツ・アップ 前田 憲です。
ごきげん麗しゅう♪
今回のテーマは手首です。
手首がリキむとろくなことがありませんね。ピアノでは、腱鞘炎になったりします。
パソコンのキーボードでも同様。
手首のリキみは指ともつながってますし、手首が固くなれば肩やひじに負担がかかって、至る所が故障し易くなります。
悲しいかな・・・人間はたいてい、切羽詰まると手首が固くなります。
逆もまた真なり。つまり、手首が硬くなってくると同時に、肩に力が入ったり、切羽詰まったりするわけです。
なので、みなさん気をつけてくださいね。
では、いったい、どうすれば手首のリラックスはゲットできるのでしょうか?
という事で・・・クイズです!
問:( )に当てはまる適切なことばを答えましょう。
手首は、( )に気合をいれると脱力しやすくなる。
ところで私、ドラムをはじめてからプロ入りするまでの5年間、なかなか思うように上達しませんでした。
その原因の1つが、やはり「リキみ」だったのです。
いまから考えると当たり前な話。
余計な力でブレーキをかけているのが「リキみ」ですから、動きにくいに決まってますよね~
しかし原因が分からなかった私は、悶々とした日々をすごしていたのです。「脱力」に出逢うまで・・・
当時(1990年とかです)、大半の日本人ドラマーはスティックを、
「親指と人差し指で」しっかりつまんで
「残りの3本の指で」握る。
という持ち方をしていました。
しっかりスティックを握れて、安心感が有る持ち方。
ですがこれだと、親指でぐいぐいスティックを押し込むように振り、戻りも大変悪く、やはり「リキみ易い」という欠点があるのです。
ではなぜこの持ち方がリキみ易いのか??
理由を考えてみるまえに、みなさんある動作をイメージしてみてください。
「うちわをあおぐ」
さて、うちわを扇いでいるときってリキんでるでしょうか?
そんなアホな。
たいてい、リラックスしていますよね!
ではこの時、うちわの「柄」はどの指で持ってるでしょう?
あおぐ動作をイメージしてみてください。
さて、どこでしょう?
こたえは「小指」です。
いっぺんやってみてください。
この時、親指や人差し指は、さほど気合いが入っていないはず。
そして実は、この形が最も、「手首がリラックスする」持ち方の1つなのです。
しかも、前腕部がキリキリ回って、ひじも動いていると思います。
つまり、
- 小指に気合いが入っている
- 小指側の骨を軸にして、親指を振る(チョッパーベースみたいな感じ)
- ひじもフリー
というように、大変リラックスして動けている状態なんですね~
余談ですが「マージャン」でも、レベルの高い人だと、相手がテンパイ(ビンゴのまえ)しているかどうか、親指を観察するそうです。
「親指に力が入っている。」
つまり・・・
親指に力が入ったらリキむ。
逆もまた真なり。リキんでも、親指に力が入る。
と、言う訳で・・・
今日のまとめ
みなさん、小指に軽く気合をいれて、親指を緩めてあげましょう!!
そうすれば、手首は脱力していきます♪
こちらにも、より詳しい情報載せています。
どうぞ、ご参考になさってください。
みなさんの脱力を、心より応援しています♪
ビーツ・アップ 前田 憲