♥ 本来アタマは、「胴体の上に、ポン」と載っているだけがのぞましい。例えたらだるま落としみたいな感じ。それが猫背になると・・・
ようこそ! ビーツ・アップ 前田 憲です。
ごきげん麗しゅう♪
さて・・・
今日のテーマは「猫背による損失」です。
実は、一瞬リラックスしているかのような姿勢ですが、一般に言われていますように、たいへん危険な姿勢と私も考えます。
というわけで・・・
問:つぎの( )に当てはまる言葉を考えましょう。
猫背を放っておくと、特に腹筋が弱い女性は( )に問題を起こしやすい。
猫背の人は、たいてい「肩が凝っている」
さて、問題の答えを発表する前に、少し能書きです。
肩まわり(首、肩、胸まわり)の故障は、「アタマの支え方が不自然」だから起きる。
本来アタマは、「胴体の上に、ポン」と載っているだけがのぞましい。例えたらだるま落としみたいな感じ。
成人で体重比で約10%だと言われています。なので、体重50キロの人ならなんと5キロ!!
それが猫背になると、アタマだけ前方に傾いているので、それを支えるために、背中から肩、首の筋肉が絶えず「本来必要のない努力」を継続している。
すると、筋肉が絶えず緊張して、かたくなる。これが猫背だ。
猫背の人はたいてい、ミゾオチが引っ込んで、おへその下に気合いが入っていない。
つまり、「おなかにある第二の背骨」と言ってもよい「腹筋」を使って体を支えていないことになる。
すると、アタマだけではなく、ミゾオチより上全体を、最終的には「腰」で支える必要が出てくる。
これが腰痛の原因であり、背骨の状態も良くない湾曲になっている。なので、リミットをこえたらぎっくり腰や、ヘルニアになったりする。
と、いうことで、
猫背による「損失」リストアップ
猫背は、腰上部〜肩、首にかけてが「つねに緊張」している
なので、クイズの答えは当然、
猫背を放っておくと、特に腹筋が弱い女性は( 腰 )に問題を起こしやすい。
です。
その緊張から生まれる3つの損失は、
- 神経の圧迫 >手足の動作、感覚に、支障をきたす
- 血流の悪化 >脳への酸素供給に、支障を来す
- 胸部の圧迫 >呼吸時のエネルギー損失、肋骨の硬直
いかがでしょう。
治したくなったでしょう??
是非、治しましょう!!
また猫背は、
自然とおなかの気合いが緩んでへこむので、横隔膜が上がりがちになり、
心臓が圧迫されます。これは、意味のない「不安/心配」につながります。
ちなみに、女性は、肩こりの自覚が結構有るが、男性はとんと鈍感だ。
猫背の男性の肩を触ってみる機会があった。硬直してバンバンだったので、こうたずねてみた。
「肩こり、大変じゃないですか?」
すると男性は、えっ?という顔で、こう答えた。
「肩こりなんて、した事ないですよ。」
まあ、男性は筋肉が強いし、太古から狩りや農耕などの肉体労働をしてきたから、ちょっとぐらいの不具合、気にせず仕事できるようになってるんでしょう。
私事ですが、ドラムという楽器をやっていると、やはり繊細な感覚が要求されますので、自然と筋肉も柔らかくなっていってます。
最近よく思うのは、国民全体が「脱力」を意識して、自分で体をいい状態にしていけば、無駄なエネルギーも減り、国力が上がるだろうなあ〜ってことです。
じつは、そんな国になるように、少しでも貢献できたらと思い、このブログを書いているのです。
今日のまとめ<猫背、3つの改善策>
かんたんに言うと、
- 胸を張りましょう!
- 肩幅を広く感じましょう!
- 背筋を伸ばしましょう!
そうすれば、猫背は徐々に改善していきます♪
ですが、やはり具体的方法が必要。
そのためのより詳しい処方箋は、
こちらに載ってます。
また、こちらにも関連記事、
を書かせていただいてます。
どうぞ、ご参考になさってください。みなさんの脱力を、心より応援しています♪
本日はお目通し、本当にありがとうございました!
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